顔の皮脂はできる限り落とした方がいいの?

皮脂は肌をオイリーにして、吹き出物の原因になるので、
吹き出物ができると、とにかく皮脂を落とそうとする人がいますが、このケアはNGです。

皮脂の本来の働きは、肌の表面を覆って外的な刺激から肌を守ることです。
そのため過剰に落とすと、肌の抵抗力が弱くなり、肌トラブルを起こす原因になります。

皮脂は中性脂肪やワックス、スクワレンやコレステロールなどからできていて、
肌の表面に皮脂膜を作り、肌の乾燥を防ぐ作用があります。
そして角質細胞の間にあるセラミドや天然保湿因子(NMF)などと一緒に、肌の潤いを保っています。

肌が乾燥して潤いがなくなると、角質が硬くなって古い角質が肌に残り、
毛穴を塞いで吹き出物の原因にもなるので、適度な皮脂は吹き出物対策にも必要です。

皮脂は「天然のクリーム」とも言われ、肌の自助作用には欠かせない成分です。
細菌などの進入を防いで肌トラブルを防ぐ働きもあるので、
皮脂の取りすぎには注意しましょう。

過剰な皮脂は吹き出物の原因に

とは言っても、皮脂が過剰に出ると毛穴をつまらせて、吹き出物の原因になります。

大人になってからの吹き出物には、過剰な皮脂分泌が関係していますが、
生活習慣やストレスなどが皮脂量を増やすことがわかっています。

そのため皮脂が増えて、肌がオイリーになってしまったときは、
皮脂を取ることよりも、皮脂が増えた原因を無くすことが重要です。

洗浄力の高い洗顔料を使ったり、あぶらとり紙などで皮脂を取りすぎると、
肌自身が乾燥から守るために、皮脂をさらに分泌するので、オイリー傾向が強くなってしまいます。

まずは食事や生活を見直して、内側から皮脂バランスを整えるようにしましょう。
毛穴につまった皮脂汚れは、低刺激のクレイ洗顔で取り除き、肌を清潔に保ちましょう。
また乾燥肌も過剰な皮脂の原因になるので、保湿もしっかり行うことが大切です。

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