タオルは使うたびに変えよう!雑菌が繁殖して吹き出物の原因に

体調は万全でストレスフリー、スキンケアも完璧にしているのに、吹き出物ができてしまう…。もしかしたら原因は、毎日使っているタオルの汚れかもしれません。

一度使ったタオルは、雑菌があっという間に繁殖します。何日も同じタオルを使っている人は、その雑菌をこすりつけ、肌を危険な状態にしています。雑菌まみれのタオルで吹き出物を起こさないよう、肌にやさしい清潔なタオルについてしっかり学んでおきましょう。

雑菌が吹き出物を引き起こす仕組みとは?

清潔で健康な人の顔にも、たくさんの雑菌がいます。皮膚の表面や毛穴の中には、およそ20種類、数百億個から数千億個の常在菌が存在していると言われています。

その中には、「美肌菌」と呼ばれる表皮ブドウ球菌のように良い働きをする善玉菌もいれば、肌荒れやアトピー性皮膚炎を起こす黄色ブドウ球菌のような悪玉菌もいます。

これら常在菌の数のバランスが保たれていれば、基本的に菌が肌トラブルを起こすことはありません。ところが、ストレスや睡眠不足、偏った食事、ホルモンバランスの乱れ、過剰な洗顔などが原因で、バランスが崩れることがあります。

さらに、不潔な手や髪の毛、枕などの寝具、タオルなどから大量の雑菌を肌に持ち込んでしまうと、一気にバランスが崩れ、問題が発生します。菌の中には、それ自体が肌細胞を傷つけるものもあります。

また、働きとしては無害なものでも、菌は汗や皮脂をエサにするので、自然と毛穴に集まってきます。そのため毛穴が詰まり、吹き出物ができる原因になります。

こんなに危険!使ったタオルの雑菌繁殖力

では、顔に多量の雑菌を運んでしまいやすい、洗顔時に使うタオルの雑菌事情をみていきましょう。あなたが今日、洗顔のときに顔を拭いたタオルは、いつ洗ったものですか?2〜3日は同じものを使う、1週間で取り替えるなど、洗濯の頻度はさまざまでしょう。

でも洗顔時のタオルは、かならず1回ごとに替えることが大切です。「1度使ったらタオル掛けに広げてぶら下げておけば、すぐ乾くから大丈夫!」などと考えるかもしれませんが、使用後のタオルの雑菌繁殖力はパワフルです。

タオルの菌は、皮脂や石鹸などの汚れと水分をエサにして、時間が経つごとに爆発的に数を増やします。1回使ったタオルを部屋干ししておくと、翌日にはタオルについた雑菌の数が100倍近くにまで増加します。3日目ともなると、床を拭く雑巾とほぼ変わらない状態になるとも言われています。

そんなタオルを顔に当てるなんて、想像するだけでも恐ろしいことですね。吹き出物をはじめ肌荒れの原因になるのも、うなずけるはずです。

吹き出物を防ぐタオルの洗い方、干し方の注意点

では、タオルを毎回、洗濯したてのものにすれば問題は解決するのでしょうか?残念ながら、そうはいきません。洗濯の仕方によっては、きれいに洗ったつもりでも雑菌まみれということがあります。

タオルの衛生状態を良好に保つには、洗濯前から守るべきルールがあります。洗濯の仕方、干し方を覚えて、毎日清潔なタオルを使いましょう。

注意点1. 使用後のタオルを湿ったまま洗濯機に入れない

湿ったタオルをそのまま洗濯カゴや洗濯機に放り込み、翌日に洗う習慣は止めましょう。雑菌は「水分、エサになる汚れ、適度な温度」という3つの条件がそろうと、爆発的に繁殖します。そのため、カゴや洗濯機の中で雑菌が一気に繁殖し、ほかの洗濯物にも移る恐れがあります。

このような状態になると、洗剤を入れてしっかり洗っても嫌なニオイが残ります。また通常の洗濯では菌をすべて死滅させられないので、一度大量に雑菌が繁殖したタオルは、何度洗濯をしても臭い続けます。そのため、まずは菌を増やさないよう気をつけましょう。すぐに洗濯しない場合、使用後のタオルは風通しの良いところで完全に乾かすことが重要です。

注意点2. たっぷりの水量で洗う

洗濯機に洗濯物をギッシリ詰め込んだ状態では、皮脂汚れを落としにくく、タオルが雑菌の格好の繁殖場になってしまいます。節水にも気を配りたいところですが、肌の健康と衛生のためには、たっぷりの水量で洗うように心がけてください。その代わり、すすぎが1回で済む洗剤を選ぶと良いでしょう。

注意点3. 洗剤を入れ過ぎない

これは粉タイプの石鹸を使う場合の注意点ですが、量が多過ぎると洗濯槽の裏側などに石鹸カスがついて、雑菌が繁殖したりカビが生えたりします。汚れた洗濯機ではタオルをきれいにできないので、洗濯機の状態にも気を配りましょう。

注意点4. 洗濯しても臭うようだったら、煮沸消毒する

洗濯後に臭うのは、すでにタオルに大量の雑菌が繁殖してしまっているからです。これを除菌するには、5〜10分ほど煮沸消毒をするのが効果的です。大きめの鍋に水をたっぷり入れて、沸騰したらタオルを入れてじっくり煮沸しましょう。洗剤などは不要です。

注意点5. 風通しの良い日陰に干す

乾燥機でも問題ありませんが、干して乾かすときには風通しの良い日陰を選びましょう。強い日光にさらされるとタオルが硬くなり、肌にとって強い刺激になるので、あまりおすすめできません。風通しが良ければ、直接陽射しが当たらなくてもきちんと乾きます。またゴワつきを防ぐため、乾いたらいつまでも干しておかず、早めに室内に取り込みましょう。

せっかく丁寧に洗顔やスキンケアを行っても、使うタオルによっては努力がすべて無駄になってしまいます。吹き出物対策には肌ケアだけでなく、身の周りの雑菌対策にも気を配りましょう。コツをつかめば、手間も時間もかけずにタオルをきれいに保つことができます。

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