内臓の調子が悪いと顔に吹き出物ができるので注意

ニキビや吹き出物ができる原因には、体質やホルモンの乱れ、加齢などがありますが、食習慣や生活習慣も大きな影響を与えると知っていますか?これらが乱れて内臓の調子が悪くなると、吹き出物ができやすくなってしまいます。今回は、内臓と吹き出物の関係や、食習慣や生活習慣で気をつけるポイントなどについて紹介します。

吹き出物ができる部位と内臓の関係

吹き出物ができやすい場所は、主にこめかみや目の周り、Tゾーンやおでこ、頬、鼻、あご、口の周りなど、だいたい決まっています。吹き出物のできる部位によって、調子が悪い内臓がわかると言われています。では、それぞれの部位と内臓の関係を見ていきましょう。

こめかみや目の周り

吹き出物がこめかみや目の周りにできる時は、肝臓や腎臓などに不調があると言われます。肝臓は栄養を蓄えたり解毒したりする器官、腎臓は老廃物を排泄する器官です。

これらの器官が不調になると、栄養が肌に十分に行き渡らなくなったり、解毒や排泄がうまく行われずに老廃物が蓄積されたりして、吹き出物ができます。疲れがとれにくかったり朝起きられなかったりする人も、老廃物がたまっていることがあります。

Tゾーンやおでこ

Tゾーンやおでこに吹き出物ができる場合は、胃腸が不調であるサインと言われています。消化機能の低下により胃腸が弱っていることが主な原因です。胃腸の調子が悪いと消化不良を起こし、吹き出物の予防や改善に効果的なビタミンなどの栄養をどんなに摂っても、十分に吸収されません。

頬や鼻

頬や鼻にできた吹き出物は、胃や肝臓、大腸、肺などが不調という印です。脂質の摂り過ぎや便秘などで内臓の働きが乱れると、ニキビや吹き出物をはじめとする肌トラブルが起きやすい部位です。特に油っこいものや甘い物が好きだったり、便秘になりやすい人は、注意が必要です。

あご

生理前や生理中などに吹き出物ができるとき、あご周りが多いと感じたことはありませんか?吹き出物があごにできる時は、子宮などの婦人科疾患や冷え性などのサインと考えられます。生理前に吹き出物ができやすくなる主な原因は、ホルモンバランスの乱れです。

ホルモンバランスが乱れて男性ホルモンが優位になると、皮脂が過剰に分泌されるからです。そして、婦人科疾患や冷えなどの要因になります。この部位は、女性特有の悩みと結びついた吹き出物と言えるでしょう。

口の周り

口の周りの吹き出物の原因は、胃腸の不調と言われています。「口」というだけあり、食べ物との関係が深い部位といえるでしょう。暴飲暴食、偏食などの食生活の乱れによって胃腸に負担がかかり、消化機能が低下していると考えられます。

部位ごとの吹き出物対策

次に、部位ごとの対策を考えていきましょう。吹き出物をできにくくするためには、その部位と関連のある内臓の調子を整える必要があります。そのための食習慣や生活習慣などを確認しておきましょう。

内臓に良い食べ物

内臓と食べ物には深い関連があります。偏った食事や暴飲暴食、不規則な食生活、偏食などは内臓を傷め、肌トラブルを悪化させてしまいます。また、食べる量にも気を配りましょう。

食事は腹8分目で食べ過ぎないようにすること、乳製品や肉などの動物性脂肪や油っこいもの、甘い物を摂り過ぎないようにすること、間食しないことなどが、内臓の調子を整え、美肌をつくるための秘訣です。では、内臓の部位ごとに、調子を良くする食べ物をまとめて紹介します。

肝臓

肝機能を回復し、老廃物を排斥しやすくする食べ物には、次のようなものがあります。疲れを取り除く効果も期待できます。

  • イカ
  • 貝類
  • ささみ
  • 大豆
  • くるみ
  • エゴマ油
  • 果物
  • 野菜
  • 根菜
  • 山芋
腎臓

腎臓に良いとされる食べ物には、海藻や魚介類のほか、カリウムや良質なたんぱく質を含むものが挙げられます。ただし腎臓病の人は、カリウムやたんぱく質の摂り過ぎに気をつけましょう。

  • 昆布などの海藻
  • イワシやカツオ、牡蠣などの魚介類
  • 豚肉や鶏肉
  • 大豆
  • キャベツ
  • ゴマ
  • にんにく
  • ホウレン草
胃腸

胃腸の機能を高めるためには、胃粘膜の分泌を活発にする必要があります。下記の食べ物が効果を発揮します。

  • うなぎ
  • 山芋
  • オクラ
  • モロヘイヤ
  • キャベツ

また、イソフラボンや良質なたんぱく質、脂質を含む食べ物が、Tゾーンやおでこの吹き出物の原因となるホルモンバランスを整えるのに効果的です。

  • 納豆、豆腐などの大豆製品
  • 鶏ささみ
  • 豚ロース
  • チーズ
  • カツオ
  • マグロ
  • オリーブオイル
  • エゴマ油
  • ナッツ類
大腸

大腸の調子を良くする食べ物には、以下のようなものがあります。フルーツや野菜、根菜類などのように繊維を多く含む食品や発酵食品などが便通を良くし、大腸の働きを高めます。

  • ミネラルウォーター
  • ニンジン
  • ブロッコリー
  • こんにゃく
  • アボカド
  • ゴボウやレンコンなどの根菜類
  • ヨーグルトなどの乳酸菌入り食品
  • 納豆、味噌、キムチなどの発酵食品
  • キウイ
  • バナナ
  • 昆布、ワカメなどの海藻類

肺の機能を高める食べ物には、次のような食材が挙げられます。気管支を広げ、呼吸を楽にする効果が期待できるハーブや、抗酸化成分を含み、肺の中の有害物質を無毒化してくれるパイナップルやグレープフルーツなどは、特におすすめです。

  • ハーブティー
  • グレープフルーツ
  • バナナ
  • パイナップル
  • チーズや牛乳、ヨーグルトなどの乳製品
  • 大豆
婦人科系の内臓や冷え性改善

婦人科系の内臓の働きを整え、調子を良くするのに効果的な食べ物は、下記の通りです。特に大豆食品に含まれるイソフラボンは、女性ホルモンの一種であるエストロゲンと似た働きをするので、適度に摂ると生理不順などに効果的です。ただし、過剰摂取は逆効果になるので気をつけましょう。

  • 大豆製品
  • セロリなどの野菜
  • プルーンなどの果物
  • 青魚

次に挙げる根菜類や野菜は、冷え性を改善するのに効果的なので、積極的に取り入れることをおすすめします。

  • ニンジン
  • ゴボウ
  • カボチャ
  • たまねぎ
  • ショウガ

内臓の調子を良くする生活習慣

適度な運動をすることも、内臓の調子、さらに肌の調子を良くするためには必要です。車ばかり使っている人は、なるべく歩くようにしましょう。また、お酒の飲み過ぎや喫煙などは、内臓や肌の調子を悪くするだけでなく、発癌リスクなども増やします。純アルコールで1日10グラム程度にし、タバコはなるべく吸わないようにしましょう。

ニキビや吹き出物は身体の不調のサインです。できた部位によって、どの内臓が調子が悪いのかを知ることができるので、それに応じて食生活や生活習慣を改めることをおすすめします。吹き出物を治すことはもちろん、健康な身体も手に入れられるでしょう。

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