吹き出物を刺激しないよう寝相に気をつけよう

できてしまったつらい吹き出物。早く治したいと丁寧にケアして、ぐっすり睡眠を取ったり生活習慣を直してもなかなか治らない…。もしかしたら、寝相が吹き出物に悪い影響を与えているのかもしれません。ここでは吹き出物と寝相の関係を紹介します。

寝相が肌へ刺激を与えていた!

寝相と言われても、寝るときの姿勢がなぜ吹き出物と関係あるのか?と思うかもしれません。ですが、寝相は、寝ている間中、肌のどの部位が布団や枕と触れ、肌へ刺激を与えているのかを判断する重要なものです。

そもそも吹き出物ができる仕組みは?

寝相と吹き出物の関係を知る前に、まずは吹き出物のできる仕組みを知っておきましょう。

まず、吹き出物の発生は、様々な原因によって毛穴がつまることから始まります。落としきれなかった化粧品や汚れの詰まりやストレスによるホルモンバランスの乱れによる皮脂の過剰分泌で皮脂自体が詰まったもの、そして肌が刺激を受け、硬くなったことで起こるつまりなど
があります。

このようにして詰まった毛穴に皮脂がたまり、その皮脂を栄養にアクネ菌や雑菌が繁殖、そして炎症を引き起こし吹き出物となります。

吹き出ものは、ターンオーバーという肌の新陳代謝によって新しい肌に生まれ変わることで治すことができます。ターンオーバーを正常に促すためには、肌の健康状態が大切で、肌を清潔に保ち、保湿をしっかりする、そして生活習慣を整えストレスをためないことが大事です。

肌への刺激が毛穴のつまりを誘発する

このような過程で吹き出物はできますが、毛穴がつまる要因として大きいのは、肌が刺激を受けることです。肌が刺激を受けると、肌の一番表面にある角質層が厚く、硬くなり「過角化」という状態になります。この過角化によって毛穴が塞がれてしまいます。

紫外線を浴びることも刺激になりますし、自分で掻いたり、こすったりすることも刺激です。そして、衣服との擦れでも過角化になる恐れがあり、枕や布団といった寝具と肌が擦れるのも、毛穴が塞がるきっかけになる刺激です。

過角化だけでなく細菌の繁殖への影響

そして、寝具との肌の擦れは毛穴を塞ぐだけではありません。肌が枕や布団と擦れると、そこから汗や皮脂、そしてアクネ菌や雑菌などが寝具に染み込んでいきます。そして翌日も同じ枕や布団を使うと、今度は逆に枕や布団カバーから肌に汚れが付着し、アクネ菌、細菌に感染してしまうことも。これではせっかく丁寧に洗顔、ケアをしても元の木阿弥です。

さらに、枕に肌が触れることで、すでにできている吹き出物が潰れてしまい、吹き出物に枕から細菌が感染して吹き出物が悪化する危険があります。炎症が強くなると、吹き出物が治っても跡が残ってしまうこともあるので、避けたいですね。

吹き出物を悪化させない、作らない寝相を

では、できている吹き出物を刺激しない、そして新たな吹き出物を防ぐ寝相にはどのようなものがあるのでしょうか。吹き出物ができている部位、できやすい部位を考えつつ、自分にあった寝相を見つけましょう。

吹き出物がある部位別、おすすめの寝相

吹き出物がある部位によって、おすすめの寝相は変わりますので、詳しく見ていきましょう。

顔全体に吹き出物が出やすい

顔全体に吹き出物が出やすい人は、うつ伏せ寝はせず、仰向けで寝るようにしましょう。うつ伏せ寝だと、Tゾーンを中心に顔全体に枕が当たり、吹き出物ができやすく、肌環境も悪化しやすいです。ですが、仰向け寝だと、顔に触れる寝具はありません。ただし、掛け布団を顎にかかるまで引き上げて寝てしまうと、顎に吹き出物ができやすくなるので、顎にかからないようにしてくださいね。

どちらかの頬、こめかみに出やすい

どちらかの頬、こめかみに出やすい場合は同じく仰向け寝か、吹き出物がない方の頬を下にした横向き寝にしましょう。片方の頬に出やすいと言うことは、もしかしたら寝ている間に無意識に吹き出物がある方の頬を下にして寝ている可能性があります。できる限り、仰向け寝か反対の横向き寝をなるように癖を付けましょう。

背中、おしりに吹き出物が出やすい

仰向け寝が吹き出物には万能と思うかもしれませんが、そうでもありません。背中、おしりに吹き出物がある場合は、仰向け寝だと刺激を与えてしまいます。ですので、横向き寝がおすすめです。仰向け寝は顔への刺激は少ないですが、背中からおしり、太ももなどに湿気がこもりやすい体勢です。汗をかきやすくなったり、皮脂がたまりがちになるので、背中、おしりに吹き出物ができやすい状況を作ってしまいます。できるならば、常に同じ寝相ではなく、適度に寝相を変えるなど工夫するといいでしょう。

寝相を変える以外にできる対策は?

ここまで吹き出物がある部位ごとのおすすめの寝相を見てきましたが、寝相を変える以外の対策も見ていきましょう。

寝具を清潔に保とう

寝ている間、長時間にわたって肌に触れ続ける寝具。毎日使うものなので、洗うのは大変かもしれませんが、なるべく清潔に保つようにしましょう。特に枕はできたら毎日、難しいなら2日に1回は洗うことをおすすめします。また、寝具の素材ですが、化学繊維よりも綿などの刺激の少ない素材の方が、肌への刺激を抑えることができます。なるべく通気性のいいものを選びましょう。

髪の毛は顔にかからないように

髪の長い人が特に注意した方がいいのは、自分の髪の毛が顔にかかってしまうことです。前髪もそうですが、長い髪が頬に触れ続けていると、それも刺激になります。また、仰向けに寝ていた時に、枕から髪へ付着した汚れや細菌が、横向きに寝た時に髪を通じで顔の肌に届いてしまうことも。寝るときは髪を束ねたりナイトキャップをかぶったりして、髪の毛による肌への刺激を避けるようにしましょう。

寝ている時間を考えると、長時間にわたって寝具は肌に触れていることがわかります。寝相によってその触れている部位は変わってくるので、なるべく刺激の少ない寝相で、吹き出物から肌を守りましょう。

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